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矢野経済研究所は13日、「ホテルにおけるインターネット(端末)ニーズ調査」をまとめた。
調査によると、ホテルや旅館でインターネット端末機を「必要」と回答した人は57.7%に達した。利用頻度別に見ると、「1ヶ月に1回以上」ホテルや旅館を利用している人で69.2%、「3ヶ月に1度」の人で56.5%、「年に1、2回」の人で48.4%となり、利用頻度の高い人ほど宿泊先でのネット端末を必要としていることが明らかになった。ネット端末の持参目的は、「友人、知人へ(から)のメール」がもっとも多く55.8%あったのに対し、「会社へ(から)のメール」は意外に少なく15.7%だった。ただし、これらを合わせるとメール目的は7割に達し、「情報検索」は20.4%に止まった。
調査は、6月から8月にかけて同社のモニター会員を対象に実施、279件の回答を得た。同社ではこのほか、「マンションにおけるインターネット(端末)ニーズ調査」もまとめており、各5万2,500円で販売する。
(2000/11/13)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]