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http://www.interq.ad.jp/press/release/20001117.html (インターキュー)
米国で開かれているICANNの会議において16日、「.com」「.net」「.org」などに続く7つの新gTLDが決定した。
ICANNでは、新しく導入するgTLDについて世界の企業などから広く募集し、導入するgTLDとそれらのレジストリ業務を任せる組織について検討を行なってきた。その結果、一般的なサイトを表わす「.info」、個人サイトの「.name」、ビジネスサイトの「.biz」、専門家の「.pro」、美術館/博物館の「.museum」、航空業界の「.aero」、共同組合の「.coop」が今回、新gTLDとして導入されることになった。
このうち「.info」は、世界の主要レジストラ19社が設立したコンソーシアム「Afilias」ほか、数社から別々に提案されていたが、最終的に採用されたのはAfiliasだった。そのメンバーであるインターキューは17日、今回の決定を受け、Afiliasがレジストリとなって「.info」ドメインを提供すると発表している。
そのほか「.biz」「.pro」も、それぞれ複数の企業/組織から提案されていたが、採用されたのは、「.biz」は米NeuStarと豪Melbourne ITのジョイントベンチャー、「.pro」はアイルランドのRegistryPro(米Register.comと英Virtual Internetの合弁会社)。一方、「.name」は英The Global Name Registry社から、「.coop」はCooperative League of the USAから、「.museum」はMuseum Domain Management Associationから、「.aero」はSITAから提案されていたものだ。それぞれ提案した企業/組織がレジストリになる見込みだ。
なお、7つの新gTLDの登録が開始されるのは、2001年の春ごろの予定だという。
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(2000/11/17)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]