米>STREETSPACE社、マクドナルドにネットキオスクを設置
～サンフランシスコ～

■URL
http://www.streetspace.com/press/press_release/press111600.htm

STREETSPACE社のウェブサイトにあるWeb Stationsの説明ページ

　ベンチャー企業の米>STREETSPACE社は16日、米国サンフランシスコ市内にあるマクドナルド3店舗にネットキオスク「>STREETSPACE Web Stations」を設置したことを発表した。同社は、大リーグSan Francisco Giantsの本拠地であるPacific Bell Park球場にも同様のネットキオスクを8月に設置している。

　この端末は誰でも無料で利用でき、タッチスクリーンを使ってメールをチェックしたり最新のニュースを見ることができる。またマクドナルド用にカスタマイズされたページからはマクドナルドのキャンペーンや顧客からのフィードバック、メニュー、就職案内、チャリティーの案内などにアクセスできる。これらは全てDSLの高速回線で提供されるため、ニュース映像などを気軽に楽しめる。ただし、長く使いすぎて他の利用者の迷惑にならないように15分経つと使うことができなくなる制限が設けられている。平均的な利用時間は5分程度だという。

　同社の創業者Tom Mathai氏は「マクドナルドは世界中に2万7,000店舗以上あり、毎日4,300万人の利用客がある。それらのほとんどがインターネットを利用している。我々のゴールはいつの日か無料のメールとWebコンテンツをそれら4,300万人のマクドナルドの利用客すべてに提供することだ。今のところサンフランシスコ市内でのパイロットテストはうまくいっている」とコメントしている。

(2000/11/17)

[Reported by taiga@scientist.com]