【調査結果】

家庭でのブロードバンド接続が2004年には77%増~米国調査

■URL
http://www.instat.com/pr/2000/is0005sp_pr.htm

 米市場調査会社のCahners In-Stat Groupは21日、米国家庭におけるブロードバンドインターネット接続に関する調査結果を発表した。

 調査によると、現在、インターネットを利用している家庭の約9%は、DSL接続あるいはケーブルモデムによるブロードバンドインターネット接続を利用しているという。これらを利用する家庭は、1999年から2004年までの5年間で77%増加し、市場規模は1999年の10億ドルから2004年には133億ドルに拡大すると予測している。また、ブロードバンドユーザーのうち、25歳から44歳の大卒以上が65%を占めている。また、広帯域ユーザーの40%が独身で、50%以上が5万ドル以上の年収を得ている。

 同社アナリストのDaryl Schoolar氏は「ブロードバンド接続で最も利用されているのは家庭内ネットワークで、33%のユーザーが利用している」と分析。しかし「ストリーミングメディアはまだ有力なアプリケーションとして立ち上がっていない。大容量のファイルをダウンロードする時間や画像の品質、画面サイズの小ささといったハードルを越えて利用しているユーザーはわずか5%に過ぎない」と指摘している。

(2000/11/22)

[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]


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