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ドットコイドットコムは、キーボードのタイピングコンテストを利用した広告システム「速打ちキング」を開発し、運営を開始した。宣伝したい商品に関する文章をタイピングの問題文として提示し、ユーザーにこれを正確に入力する時間を競ってもらう。
広告主は、例えば「速打ちキングに挑戦して景品をゲット!」というような文章を問題文として用意することで商品が紹介できるほか、コンテストにスポンサー名を冠したり、コンテストページにバナー広告を掲載できる。一方、ユーザーは、速打ちキングに選手登録したのち、開催中のゲームにエントリーしてタイピング能力を競う。タイピングゲーム自体はJavaで作成されており、ウェブブラウザー上で利用可能だ。入力にかかった時間によりランク付けが行なわれ、あらかじめ決められた順位(100位、200位など)に最終的にランキングされた人に景品が送られる仕組みだ。1つのコンテストにつき、エントリーは1回のみとなる。
同社では、速打ちキングのシステムを特許出願中だとしており、携帯電話バージョンも開発中だ。従来の受け身型のネット広告と異なり、ユーザーへの認知度は極めて高いものになるとしている。
(2000/11/22)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]