INTERNET Watch Title
Click

【調査結果】

「オンラインよりも既存店舗で」の傾向が顕著に
~米ホリデーシーズン調査~

■URL
http://www.bbbonline.org/
http://www.planetfeedback.com/

 今年の米国でのホリデーシーズンにおけるEコマースの売り上げが期待される中、多くの消費者がオンラインショッピングよりも既存店舗で買い物をすることを好んでいるとの調査結果が発表された。これはBBBOnlineとPlanetFeedback.comが共同で調査したもの。

 この調査によると、回答者の43%が昨年以来オンラインでプレゼントを買っておらず、それとほとんど変わらない数字の42%の人が「今年はオンラインでプレゼントを買いそうもない」と答えた。また12ヶ月以内にオンラインでプレゼントを購入した回答者のうち「今年も確実にオンラインでプレゼントを購入する」と答えたのはわずか16%だった。昨年の間に4、5回繰り返しオンラインショッピングを経験している人の間でさえ、「オンラインでプレゼントを購入する」と答えたのは35%にとどまった。その代わりに、多くの人は巨大スーパーやデパート、小売専門店、郵便の通信販売などを利用するという。

 では、「どこで買い物をするかという決定にどんな要因が寄与するか」という問いに対して最も多かった答えが「個人の財務情報の漏洩の心配」、次いで「カスタマーサービス」となった。プライバシーに関して言えば、40%以上の人がプライバシーを保護することを認定するシールや印がオンラインでショッピングをする際に重要であると答えた。また口コミも重要で、80%近くの回答者が家族や友達とオンラインショッピングの体験について話すという。

(2000/11/24)

[Reported by taiga@scientist.com]


INTERNET Watchホームページ

ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp