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■URL
http://www.pgjapan.co.jp/ (P&G)
向かって右が栗原氏、左がMcDonald氏
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P&Gは家庭用の洗剤やバス用品など、いわゆる“パーソナルケア”製品で知られる企業。一方の栗原氏は、料理本などで200万部以上のベストセラーを持つ料理研究家で、料理のみならずライフスタイルそのものも人気を集める、いわば元祖“カリスマ主婦”的な存在だ。
今回、P&Gは栗原氏とファブリック&ホームケアカテゴリーを中心とした製品開発や製品使用法でのアドバイスを求める内容の契約を結んでおり、その一環として主婦向けのWebサイトを開設することとなった。同社ブランドマネージャーの伊藤正明氏は、「主婦はインターネットの新しい核。その主婦が積極的にアクセスしたくなるようなサイトにしたい」と述べ、また栗原氏は「私は窓拭きがすごく好きなんですが、だいたい皆さん好きじゃないみたいで。そんな窓拭きをすごく楽にする製品を考えたり、家事を楽しくするアイディアを提供していきたい」と、意気込みを語っている。なお、P&Gのファブリック&ホームケアカテゴリー製品は今後彼女の目を通してから販売される予定で、状況によっては「栗原さんの手がけた製品が世界的に販売されることも考えられる」(同社取締役社長 Robert A McDonald氏)という。
3月に開設予定のサイトは、家事や生活への提案を中心に、栗原氏流の「さもない」(何気ないけれどちょっといいことの意で、彼女流の言い回し)アイディアを多数盛り込んだものになる方向だ。Webの特性を生かし、ユーザーの生の声を反映できるつくりを目指していく。サイト名はまだ未定という。
(2000/11/27)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]