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【業界動向】

富士通、ネットビジネスの導入を
総合的に支援する“SIPS”事業に参入

■URL
http://www.fujitsu.co.jp/jp/news/2000/11/29.html (発表資料)
http://www.fujitsu.co.jp/hypertext/svision/wi/ (サービス紹介)

 富士通は29日、インターネットを利用したビジネスモデルの構築からブランド戦略、サイトデザイン、サーバーの導入、稼働後の運用支援、運用後のサービス評価や改善案の提示までを統合的に行なう「Webインテグレーションサービス」を同日より提供開始したと発表した。このようなサービスは“SIPS(Strategic Internet Professional Service)”と呼ばれ、米国では市場が拡大してきているが、同社では「日本で本格的に提供するのは富士通が最初ではないか」としている。

 Webインテグレーションサービスで当初提供を予定しているソリューションは、B2C向けの「ネットショップソリューション」、B2B向けの「ネット調達ソリューション」、「CRMソリューション」の3種。半年以内で開発を終えないと顧客に満足してもらえないというネットビジネスの要求に答えるため、コンサルティングにより確定した要件に基づき、既存の製品やソフトウェアコンポーネットを組み合わせて提供。ハードの組立やソフトウェアの自動インストールおよび検証を富士通社内で行なうことで、納期短縮を実現したとしている。価格は、コンサルティング部分が個別見積もり、ソリューションが1,300万円からとなっており、中堅企業や大企業の部門別サーバーでの利用をターゲットに販売していく。

 なお、富士通ではWebインテグレーションサービスの開始にともない、ネットビジネスのコンサルティングを手がけるセピエント株式会社、メンバーズ株式会社と提携した。

(2000/11/29)

[Reported by nagasawa@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp