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■URL
http://www.internettelecom.co.jp/ (インターネットテレコム)
http://www.internettelecom.co.jp/voip/form2.html (実験参加詳細)
株式会社インターネットテレコムは、関西マルチメディアサービスなどCATV事業者4社と関西エリアを中心とした「VoIPによる無料通話実験」を12月20日より開始する。協力事業者は関西マルチメディアサービス株式会社、関西ケーブルネット株式会社、宮城ネットワーク株式会社、株式会社東関東ケーブルテレビ二九六。
無料通話実験は、上記CATV事業者によりインターネット接続をしているグローバルアドレスユーザーのみが対象で12月20日から2001年1月20日までの1ヶ月間行なう。VoIP無料通話は、国内外の一般電話(一部地区限定)とPC間で行なえる。利用にはWindows95/98/98SE/NTのいずれかと、マイクとスピーカーが必要だ。現在一般電話への通話が可能な地域は大阪06、大阪0727、東京03、仙台022、ソウル。
利用にはまず氏名や住所などの登録が必要、登録後VoIP専用ソフトをダウンロードする。ユーザーには、企業の広告が音声と映像によるメール「liveMail」で送られてくる。送信されたメッセージの最後にある「Point」ボタンを押すと、ポイントが加算され、これを使って電話をかける仕組みだ。liveMailは1日に1通以上毎日配信され、1通当たり約15～30秒。実験時は1通につき1ポイントが加算され、1ポイントで1日中無料で電話できるが、本サービス時は、1通のポイント数がメールにより異なり、10ポイントで3分の通話ができるという従量制となる。なお、回線数に限りがあるため、外線に関しては1通話9分で自動切断される。
また、同じCATV局を利用しているユーザーの「内線番号」をホームページに公表する「掲示板」やCATVインターネットに加入している商店などにインターネット電話で予約や注文をした人に割引などの特典がつく「お得でコール」などのコンテンツも提供し、インターネット電話を十分に楽しんでもらう。
インターネットテレコムでは、実験を通じて、発呼が集中した場合のサーバーの動作状況や使用頻度、liveMailの動作状況の確認などの検証を行ない、2001年4月1日の本サービスに備えていく。
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(2000/12/5)
[Reported by moriyama@impress.co.jp]