【業界動向】

米Priceline.com、米Expediaおよび米Microsoftとビジネスモデル特許訴訟で和解

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http://www.corporate-ir.net/ireye/ir_site.zhtml?ticker=pcln&script=410&layout=7&item_id=55831
http://www.expedia.com

 オンライン逆オークションサービスの米Priceline.comが同社の特許を侵害しているとして、オンライン旅行サービスの米Expedia.comおよび親会社の米Microsoftを訴えていた訴訟について、双方は9日、和解したと発表した。

 Expediaは1999年秋、ホテルの予約サービスで利用者が希望料金を提示するマッチングサービス「Price Matcher」を導入。Pricelineは同年10月、このサービスが同社のビジネスモデル特許(米国特許番号は5,794,207)を侵害しているとして、コネティカット州連邦地裁にExpediaとMicrosoftを提訴していた。

 和解により、ExpediaはPricelineに特許使用料を支払い、マッチングサービスの提供を継続する。ExpediaとPricelineは和解について、両社の事業には実質的な影響を与えることはないとしている。なお、和解内容についてのこれ以上の詳細は明らかにされていない。

(2001/1/10)

[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]


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