【業界動向】

米McAfee.comが米SBCと提携、DSL加入者にセキュリティサービスを提供

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http://www.mcafee.com/aboutus/press_room/press_releases/Jan102001_1.asp

 米McAfee.comは10日、米地域通信大手のSBC Communicationsと提携し、SBCのDSL加入者にウィルス対策やプライバシー保護、ファイアウォールなどのセキュリティサービスを提供すると発表した。

 McAfee.comはこれらのオンラインサービスを、SBC傘下のSouthwestern BellやNevada Bell、SNET Internet Services、Ameritech.netの顧客向けに提供する。年間のサービス料金は値引きされる。また、McAfee.comはSBCセキュリティセンターの運営、管理なども行なう。

 McAfee.comが提供するセキュリティサービスは、ネットワークを監視して配信される情報に制限を設ける個人向けファイアウォール機能「Personal Firewall Service」、ウィルス対策機能や情報を入手するためのツールやアプリケーションを提供する「VirusScan Online Service」、コンテンツのフィルタリング機能や広告/cookieの遮断機能を提供する「Internet Privacy Service」の3種類。

 SBCはセキュリティセンターを2001年に運用開始する予定。McAfee.comはSBCとの提携により、最大6,000万ドルの収入を見込んでいる。

(2001/1/11)

[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]


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