【業界動向】

サーバーサイドスクリプト言語「PHP」の利用サイトが500万を突破

■URL
http://www.php.net/

 サーバーサイドスクリプト言語の「PHP」を開発している米The PHP Groupは10日、PHPが現在500万以上のドメインで使われているとの調査会社Netcraftによる調査結果を発表した。

 このNetcraftの調査結果によると、PHPを利用しているウェブサイトは今月に入って510万サイトを突破した。PHPの使用率の増加率は月に15%に近づくほどで、この数字はウェブ全体の増加率よりも速い。

 PHPは、オープンソースのサーバーサイドスクリプト言語で、元々1995年にRasmus Lerdorf氏によって開発された。サーバーベースのアプリケーションの増加傾向に伴い、また、高機能のWebアプリケーションを速く開発できるというPHPの特徴もあり、これだけ普及が加速したと考えられている。また最近のオープンソースソフトウェアテクノロジーにの認知に加え、Linuxのウェブサーバー、特にApacheサーバーが普及したことは大きい。

 PHPはThe PHP Groupの設置しているウェブサイトから無料でダウンロードすることができ、Linux、BSD、Windows、などを含むほとんどすべてのオペレーティングシステム上で動作させることができる。

(2001/1/11)

[Reported by taiga@scientist.com]


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