【業界動向】

「Macromedia Flash」を使ったオンライン広告の業界団体が発足

■URL
http://www.macromedia.com/macromedia/proom/pr/2001/index_ad_alliance.fhtml
http://www.macromedia.com/solutions/richmedia/mfaa/
http://www.macromedia.com/solutions/richmedia/tracking

 米Macromediaは11日、広告代理店や広告主、広告配信会社、出版サイト、技術ベンダー、インタラクティブサービス事業者からなる業界団体「Macromedia Flash Advertising Alliance」を結成したと発表した。設立メンバーは、米America Online(AOL)や米CNET、米MicrosoftのMSN、オンライン広告配信会社の米DoubleClickや米24/7 Mediaなど12社。

 同団体では、Macromedia Flashを利用したオンライン広告の標準手法の策定を進めていく。第一歩として、「Macromedia Flash Tracking Kit」の開発と普及に取り組む。このキットは、Flashを用いた広告のクリック率などを測定する標準的な手法を提供するというもの。Flash広告に「click code」を割り当て、制作者や広告配信会社が広告の効果を測定できるようにするとしており、米DoubleClickや米24/7 Mediaといったオンライン広告配信会社がこの追跡手法へのサポートを表明している。このツールは現在、同社サイトで無料公開されている。

 このほか、Flashを用いた広告費用の削減や、携帯機器向け広告の開発といった課題に取り組んでいく。同団体への参加費用は無料で、1月17日に初会合を開く予定だ。

(2001/1/12)

[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]


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