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日本インターネットプロバイダー協会は、「社団法人日本インターネットプロバイダー協会」を発足した。これは、昨年12月14日に社団法人設立総会を開き、「社団法人日本インターネットプロバイダー協会設立許可申請書」を郵政省(現総務省)に提出し、同年12月28日に設立許可証をうけたもの。
社団法人日本インターネットプロバイダー協会では、インターネット利用の拡大に伴いインターネットプロバイダー事業の社会的受容性が増大している状況をうけ、その専門知識や事業運営などに関する意見の集約をはかりつつ、インターネットプロバイダー事業の発展を目指していくことを目的に設立された。主な事業として、インターネットプロバイダー事業者相互の情報交換やインキュベーション支援、インターネット関連事業分野の情報通信技術の研究開発や市場・制度の調査研究のほか、インターネット利用者の情報リテラシーの向上やインターネット利用に関する啓蒙活動なども行なっていくという。
これまで日本インターネットプロバイダー協会は任意団体として活動を行なってきたが、今回の社団法人化により、インターネット関連事業分野において、国と民間との間で支援が可能となる。“IT教育”が叫ばれている現在、パソコンが触れるだけでなくメールやWebの利用が必須となっている。このような状況において、社団法人日本インターネットプロバイダー協会には、インターネット関連事業分野を支援・推進していく点で期待が寄せられている。
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(2001/1/15)
[Reported by moriyama@impress.co.jp]