【調査結果】

2000年のホリデーシーズンにはリピーターが激減~米Gartner調査

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http://www3.gartner.com/5_about/press_room/pr20010115a.html

 米市場調査会社のGartner Groupは15日、2000年のホリデーシーズン中にオンラインでギフトを購入した米国人は2,450万人に上るとする調査報告を発表した。これらの米国人がオンラインで支出した額は約62億ドル。しかし、1999年のホリデーシーズンにオンラインショッピングを利用した消費者の約半数にあたる1,100万人が2000年のシーズン中には利用しておらず、これによる損失額は26億ドルにも達すると見積もっている。

 同社の調査ディレクターを務めるDavid Schehr氏は「リピーターを逃したことにより、小売りサイトで顧客管理(CRM)や顧客サービスに問題があったことは明らかだ」と指摘。さらに「オンラインでギフトを購入した消費者の3/4は非常に満足しており、次の年も利用したいと考えている。しかし、小売り業者がEC事業を拡大しようとしても難しいだろう。2001年のショッピングシーズンに向けて、システムを強化しようとしても、せいぜい341日しか残されていない」と分析している。

(2001/1/16)

[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]


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