【新サービス】

Webページを多言語に翻訳、検索サービスとの連携も

BIGLOBE、「BIGLOBE翻訳ツール」の試験サービスを開始

■URL
http://www.biglobe.ne.jp/honyaku/

「Webページ翻訳」で弊誌トップページを英語に翻訳したところ
 日本電気株式会社(NEC)が運営するインターネットサービスプロバイダー「BIGLOBE」は、1月18日より「BIGLOBE翻訳ツール」の試験サービスを開始した。

 「BIGLOBE翻訳ツール」は、日本語・中国語・韓国語・英語のWebページを、同4言語に翻訳して表示できる機能を持つ。Webページのレイアウトなどはそのままで、中の文章を希望の言語に翻訳する「Webページ翻訳」機能と、日本語で入力したキーワードを希望の言語に翻訳して該当言語を使ったWebサイトを検索、検索結果は日本語に再翻訳して表示する「BIGLOBEサーチ(翻訳ツール対応版)」の2機能がある。
 今回のサービスでは、翻訳にNECが開発した多言語情報アクセス・サポート・センター・システム「BestiLand」(ベストアイランド)の技術を用いており、また検索は「Google」の協力で行なわれている。

 現在はBIGLOBE会員(コンテンツ会員「るんるんコース」も含む)を対象に無料で試験提供を行なっている。2,000人限定で2月いっぱいまで試験サービスを行い、その後は有料サービスに移行する方向だが、現在のところ有料サービスの開始時期や価格は未定という。サービスの利用には登録が必要で、試験期間終了後にアンケートの回答が必要だ。なお、JAVAスクリプトが埋め込まれているページや、サーバー側で動的に作成されるページ、原文のHTMLに誤りがある時などは翻訳できない場合もある。

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(2001/1/18)

[Reported by aoki-m@impress.co.jp]


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