|
米電子協会(AeA)は18日、オンラインプライバシー保護法の原則を発表した。連邦政府の政策立案者に向けて、消費者のニーズとインターネット経済や技術の現状に即した、均衡のとれたプライバシー保護法の制定を求めるとしている。
この原則は、AeA役員会の投票などによる要求に答えて発表したもの。同協会の参加企業は、州によって複数の矛盾するプライバシー保護法が制定されることが最大の懸念事項の一つだとしている。
この原則には、「Webサイトが個人情報を収集する際に、収集している情報の種類や用途を明確に通知する」といった項目のほか、「収集した個人情報を当初の目的とは異なる目的で使用する場合には「消費者にその利用や公開を拒否する選択の機会を与える」、「業界の自主規制に使われているプライバシーコードやプライバシー認定シールなどを友好的に活用する」、「全米を視野に入れた統一的な国内基準を確定する」などの事項も盛り込まれている。
(2001/1/19)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]