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■URL
http://us.mediametrix.com/press/releases/20010122.jsp
インターネット視聴率調査会社の米Media Metrixは22日、米国家庭におけるメディアプレーヤーとストリーミングメディアプレーヤーの利用状況に関する調査報告を発表した。メディアプレーヤーは、オンラインやオフラインでデジタルオーディオ/ビデオを再生するソフト。ストリーミングメディアプレーヤーはそのサブセットで、インターネットを介してリアルタイムにデジタルメディアを再生するためのソフトだ。
調査によると、両ソフトは米国の家庭用PCの99%にインストールされている。2000年11月時点で、米国家庭ユーザーの47%がメディアプレーヤーを、40%がストリーミングメディアプレーヤーを利用しているという。
ストリーミングメディアプレーヤーでは、米RealNetworksの「RealPlayer」が最大のシェアを獲得しており、家庭ユーザーの28%が利用している。米Microsoftの「Windows Media Player」は22%、米Appleの「Quicktime」は4%の家庭ユーザーが利用している。2000年1月時点では、RealPlayerは22%、Windows Media Playerは17%、Quicktimeは3%であった。
同社のSteve Coffey副社長は「積極的な同梱キャンペーンの結果、メディアプレーヤーとストリーミングメディアプレーヤーは現在、ほぼ全ての家庭用PCにインストールされている。しかし、消費者の利用増加率は横這いになりつつある。ユーザーのデジタルオーディオ/ビデオ機能の利用を促進するため、業界はコンテンツとより良い配信システムの開発を進めていく必要がある」と提言している
(2001/1/23)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]