【調査結果】

家庭と職場でNapsterの利用率が増加~米PC Pitstop調査

■URL
http://www.pcpitstop.com

 パソコンの診断修理や調査を手がける米PC Pitstopは23日、家庭と職場におけるNapsterの利用実態に関する調査報告を発表した。家庭のパソコン14万台と職場のパソコン1万5,000台を調査した結果、2000年12月にNapstertのクライアントソフトをインストールしていたパソコンは家庭で40%、職場で20%であった。10月時点の調査結果(家庭が35%で職場が17%)と比較して、両者とも利用率が増加している。

 職場での利用率増加の原因には、職場における広帯域または高速接続の利便性があるようだ。同社CEOのRob Cheng氏は「職場でNapsterを使い始めて高速接続の利点を実感し、家庭で広帯域接続サービスに加入しているようだ」と分析している。

 同社の調査によると、Napsterの利用率は2000年3月以降3倍に増加したとのこと。Napster、GnutellaやScourなどのファイル交換サービスはパソコン業界、特にハイエンド技術の普及に強い影響を与えたとしており、ファイル交換サービス利用者のパソコンは一般的なパソコンに比べて、CD-RWの搭載率が高くハードディスク容量が大きい、CPUが高速、高速インターネットに対応しているなどの特徴があったという。

(2001/1/24)

[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]


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