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http://www.emarketer.com/press_room/press_releases/20010123_eprivacy.html
インターネット市場調査会社の米eMarketerは23日、オンラインプライバシーに関する子供の意識調査についてまとめた結果を発表した。子供の75%は商品やサービスと引き替えに自身や家族の個人情報をオンラインで提供してもいいと考えている。オンラインプライバシーへの関心が最も高いのはアフリカ系米国人で、逆に最も低いのは若者と経験の長いユーザーだという。
同社アナリストのRob Janes氏は「家庭でインターネットを利用している両親の多くは、子供がインターネットで個人情報を提供することを懸念している。インターネット企業から無料で提供される景品に誘惑されて、子供は罠に陥りやすい」と警告。また、法律で13歳未満の子供から個人情報を引き出すことが禁じられているにもかかわらず、いくつかのオンライン企業が子供を使って両親の活動状況やプロフィールを収集したとして告発されているという。
同調査では、子供の65%は自身のお気に入りの店の名前を、54%は両親のお気に入りの店の名前を教えることをいとわない。子供の44%は家族の車の種類を、39%はこづかいの金額を教えることをいとわない。また、子供の26%は両親の週末の予定を教えることをいとわない、などの結果が得られた。
(2001/1/25)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]