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■URL
http://www.nifty.com/corp/release/20010126.htm (ニフティ発表資料)
http://www.acca.ne.jp/ (アッカ・ネットワークス)
ニフティは26日、アッカ・ネットワークスのADSL回線を利用した@niftyのADSL接続メニューを開始すると発表した。最大速度は下り1.5Mbps／上り512kbps。電話共用タイプが月額5,800円、ADSL専用タイプが月額7,700円となっている（いずれも@nifty利用料、アッカのADSLサービス料、NTT東西の回線使用料を含む）。
@niftyでは、複数のADSLキャリアに対応することで早期にサービスエリアを拡大する「マルチキャリア戦略」を打ち出しており、すでにイー・アクセスのADSLサービスとNTT東西のフレッツ・ADSLに対応。さらに、日本テレコムや地域系通信会社が近く開始するADSLサービスへの対応も表明している。今回のアッカとの提携は、この一環として実施するものだという。
とはいえ、アッカのサービスエリアは首都圏や大阪が中心。イー・アクセスやフレッツ・ADSLとも重なるエリアであり、これで大きくサービスエリアが拡大するとは思えない。むしろ注目すべきは、アッカを利用するメニューが、@niftyのこれまでのADSLメニューよりも低料金で登場してきたことだろう。例えば電話共用タイプの場合、イー・アクセス利用メニューでは月額6,500円、フレッツ・ADSL利用では月額6,800円となっている。ユーザーにとって複数キャリアから選択できる環境が整うことで、逆にキャリア間には競争が生まれてくるわけだ。実際、@niftyへのADSL回線提供では先行していたイー・アクセスがフレッツ・ADSL発表後、最大速度の向上や料金の値下げを行ないこれに対抗してきている。さらに今後は、料金面だけでなく、回線のクオリティやサポート体制なども含めたサービスの向上が図られることを期待したい。
なお、日本テレコムのADSLメニューについては当初、1月から受付開始の予定だったが、ニフティによると、予定が遅れており、3月までには詳細を発表するとしている。
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(2001/1/26)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]