【業界動向】

38%の「.COM」ドメインで“Microsoft DNS事件”と同様の症例を発する可能性

■URL
http://www.menandmice.com/infobase/mennmys/vefsidur.nsf/index/1.2.1.15

 先日米MicrosoftのホームページがDNSの設定ミスとハッカーの攻撃により長時間にわたって閉鎖されるという問題が生じたが、DNSのコンサルティングを行なう米Men and Mice社が26日行なった調査によれば、「.COM」ドメインを持つサイトのうち38%がDNSの設定ミスによりMicrosoftと全く同じトラブルに陥る可能性があることを指摘した。

 この調査では現在稼働中の4,980の.COMドメインをランダムに抽出し、Men and Mice社のDNS診断ツールを用いて調査した結果、38%のドメインにおいて、すべてのDNSサーバーを同じネットワークセグメント上で稼働させていることが分かった。Microsoftの事件でも、もしすべてのDNSサーバーが同じサブネットの上に載っていなければ防げたかも知れないということが専門家によって既に指摘されている。

 DNSの専門家で「DNS and BIND」の著者でもあるCricket Lu氏は「残念ながら大規模なDNSシステムは不健康であることは広く知られている。誰でもインターネットでビジネスを行なおうとする人は、DNSシステムの停止トラブルについて深刻に検討する必要がある。Microsoftが直面しているこの問題は、システムの停止に至りかねないDNSのさまざまのな問題のうちの一例にすぎない。私は企業が定期的にDNSインフラストラクチャーの健康診断を行ない、もっとDNSをネットワークインフラストラクチャーの重要な要素として注意を向けるように強く勧める」とコメントしている。

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(2001/1/28)

[Reported by taiga@scientist.com]


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