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Open Source Development Networkは30日、「freshmeat」が大幅にリニューアルして「freshmeat II」なったことを発表した。freshmeatは1997年に設立されて以来、Linuxやオープンソースソフトウェアの最新情報を掲載する主要な情報サイトとなっている。
freshmeat IIで追加された新しい機能は以下の通り。
・フィルタリングとメールによる最新情報の通知
freshmeat IIではユーザーが目的のソフトウェアをカテゴリー別にフィルタリングしたり、ソフトをアプリケーションの種類やリリースのされ方によってフィルタリングすることができる。また、ソフトウェアにアップデートが生じたり、ユーザーによるコメントがついた場合には、メールによる通知を受けることもできるようになった。
・操作性の向上
freshmeat IIにソフトウェアを掲載することが今までよりも簡単になった。またfreshmeat IIは、スクリーンショットやパブリック、プライベートユーザーページやサイト全体の検索機能も向上している。
・コミュニケーション機能の向上
掲示板はスレッドごとに表示されるようになり、インスタントメッセージング機能によってユーザー同士がコメント交換しあうこともできる。
・プロジェクト分類機能の強化
freshmeat IIのデータベースに収められているプロジェクトは、プロジェクトの派生の仕方によって「stable」や「development」などに分けて管理することができるようになった。freshmeat
IIでは、Troveを分類システムを採用している。これはオープンソースソフトウェア開発では世界最大のASPであるSourceForge.netでも採用している分類システムで、こうしたTroveを採用している他の開発サイトと簡単に連携することができる。
・ランキングシステムの強化
freshmeat IIのランキングページは、今後上位20位のプロジェクトをヒット数によって掲示し、上位20位のユーザーをログイン数によって掲示することとなった。
(2001/1/31)
[Reported by taiga@scientist.com]