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■URL
http://www.hp.com/hpinfo/newsroom/press/06mar01a.htm
http://www.realnetworks.com/company/pressroom/pr/2001/hp.html
米Hewlett-Packard(HP)と米RealNetworksは6日、家庭用のデジタルエンタテイメント機器の開発で提携したと発表した。両社では、消費者が居間でくつろぎながら音楽やストリーミングビデオなどのコンテンツをダウンロードして楽しむことができるような製品を提供するとしている。
提携において、HPは消費者向け製品に関する専門技術と顧客基盤を、RealNetworksは「RealPlayer」や「RealJukebox」を組み込んだLinuxベースのソフトウェアプラットフォームを提供する。このプラットフォームをデジタルエンタテイメント機器およびサービスの基盤とする。HPが両社開発の製品を年内に市場投入する予定だ。
RealNetworksは現在、1億8,000万人の登録ユーザーを抱えている。HPとの提携により、インターネット専用端末や無線機器ユーザーなどに、ユーザー層の拡大を図る。
HPとの提携について、RealNetworksのLen Jordan副社長は「当社の中核的な目的の1つは、あらゆるプラットフォームからあらゆる機器まで、いつでもインターネットメディアの体験を提供すること。HPとの提携により、消費者が家庭内のほとんどの部屋でインターネットメディアを楽しめるようにする」と語っている。
なお、RealNetworksは2月初め、米Waveflyと提携し、家庭内のテレビやステレオに無線でストリーミング配信する技術を共同開発する計画を明らかにしている。大手メーカーであるHPとの提携により、家電市場への取り組みを強化することになる。
(2001/3/7)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]