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■URL
http://www.inktomi.com/new/press/2001/indexconnect.html
米Inktomiは7日、コンテンツ事業者向けサービス「Index Connect」を発表した。これは、大規模なコンテンツ事業者向けに、コンテンツ管理やサイトの巡回回数の制御、最適な表示手段などを提供するもの。またポータルサイトに対し、ユーザーに的確な検索結果を提供しながら、新たな収益を得る機会を提供するとしている。
Inktomiによると、現在、1日当たり数百万ものWebページが追加されており、コンテンツ提供企業は最新のコンテンツが確実に検索されるかどうかという問題に直面しているという。同様に、検索エンジンはユーザーに的確な検索結果を提供するために、増加するWebページをふるい分けながら、インターネットを巡回して索引付けするための新しい方式を導入する必要がある。
Index Connectでは、大規模なコンテンツ事業者がいつどのようにWebページを索引付けするかを制御できるようにするもの。例えば、ニュース出版者が速報をリアルタイムで利用できるようサイト巡回の頻度を高めたり、オンライン小売りサイトが最新の在庫情報を公表して検索エンジンのユーザーに特売品を知らせたりできるようになる。現在、Index Connectのパートナー企業や参加企業には、eBayやIDG、LookSmart、RollingStone.comなどがある。
Inktomiでは、Index Connectネットワークのポータルを通じて、ユーザーがWebページにアクセスするたびに、コンテンツ事業者から料金を徴収する。Index Connectへの参加者はこのような「Pay-for-Performance」モデルに基づいて、ユーザーに最新のコンテンツを提供しながら収益を得られるとしている。
(2001/3/8)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]