|
|
米市場調査会社のGartnerは7日、2003年にはeビジネス用アプリケーション開発の75%にJava技術が用いられるとの調査報告を発表した。同調査は、400人のIT専門家を対象に実施したもの。回答者の80%が現在、自身の組織でJavaを使用しているという。
同調査によると、Java実装における一番の問題点として、回答者の71%が資格やスキルを持った人材の不足を挙げている。また、66%がスキル不足の問題は今後2年間も主要な懸念であり続けると回答。69%はJavaの専門家を企業で直接雇っており、外部のサービス会社に委託していると答えたのはわずか22%だった。
同社アナリストのRobin Flatau-Reynoso氏は「IT専門家のような専門職は、厳しい経済時期の中でも、たいていうまくやっていける。Javaは今後5～10年に渡って、IT専門職における重要なスキルとなるだろう」と分析している。
(2001/3/8)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]