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ファイネストコミュニケーションズ株式会社は、オンラインショップやコミュニティに向けた、ポイントシステムのASPサービス「プライベートブランド・ポイントバックシステム」(以下PointBack)を開発、6月からサービスを開始すると発表した。
同社はこれまで株式会社NTTPCコミュニケーションズと共同で、音楽アーティストやスポーツ団体のファンクラブ、NPOなどにインターネット接続サービスを提供する「プライベートブランド・インターネット接続サービス」を展開してきた。すでに82の団体へサービスを提供しており、代表的なものでは、スピッツや横浜ベイスターズなどのファンクラブ、また雑誌「CAZ」や日本NPOセンター、キョロちゃんファンクラブなどがある。株式会社サンライズによる「ひのぼりドッとネッと!」も、同社の協力によるものだ。
PointBackは、これらのコミュニティや、中~大規模のオンラインショップなどを対象として、会員制ポイントシステムASPを提供するサービスとなる。自社ブランド(ショップ)内のみで通用する「ショップ限定ポイント」、グループ内の他店舗と共通で使える「グループポイント」、またすべてのPointBack導入サービスで使える「グローバル共通ポイント」のなかから、希望のシステムが選べるのが特徴だ。また景品交換とキャッシュバックのどちらにも対応している(キャッシュバック型は秋より正式開始予定)。ポイントの使用期限や、アイテムごとのポイント率の違いなども設定でき、すべてWebサイトから設定できる仕組みだ。また顧客管理・認証・決済の機能も持ち、将来的には電子マネーやクレジットカードなどと連携させたサービスも可能という。
PointBackの導入には、初期費用10万円と、月額5万円の基本料金が必要。またポイント発行回数に応じての利用料が加算される。
ファイネストコミュニケーションズは、このシステムを株式会社ギフティ・ギフティと共同開発して運営する。またこのサービスで初年度に300店舗、5億円の売上げを目標としている。
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(2001/3/13)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]