【業界動向】

講談社と小学館などが共同でオンデマンド出版社を設立

■URL
http://www.contentsworks.co.jp/(4月上旬より)
http://www.bookpark.ne.jp/ (BookPark)


コンテンツワークス株式会社代表取締役社長 軒野仁孝氏

 講談社、小学館、富士ゼロックス、マイクロソフトはオンデマンド出版サービスなどを提供する新会社「コンテンツワークス株式会社」を共同で設立したと発表した。3月15日から営業を開始する。出資比率は講談社、小学館、富士ゼロックスがそれぞれ30%、マイクロソフトが10%。

 コンテンツワークスでは、1997年から富士ゼロックス「BookPark」で展開しているオンデマンド出版サービスを中心とし、コンテンツの販売、資料や文書を企業内・企業間で効率良く流通させるためのコンサルティングやASPサービスのほか、コンテンツ配信・販売サイトの開発・運営・管理、マーケティングリサーチなどを提供する予定だ。将来的にはコンテンツワークスのコンテンツをPDAなどのモバイルデバイスや書店・コンビニ、家庭のプリンターなどへ配信するといったことも計画している。

 サービス開始当初はBookParkが所有している約3,000のコンテンツ提供から始まるが、来年には1万~2万までの増加を予定し、2005年には15億円の売上を目指す。

(2001/3/14)

[Reported by tanimoto@impress.co.jp]


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