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音声認識中はオウムのキャラクター「ピーディ」がナビ役として登場する
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左のバーを拡大。「6番の詳細」という発声が認識されたところ |
これは同社の主婦向けサイト「EveryD.com」内でのオンラインショッピングで、音声認識を使った発注を可能にしたものだ。第一弾として、株式会社ハナマサとの提携でワインやステーキ肉、ギフト食品などの販売を行なうコーナー「World Shopping Mall ハナマサ」で、音声認識に対応したサービスを開始した。このコーナーで、例えば「ボルドー」と話すと、ボルドー産のワインを検索してリストアップする。さらに詳しい情報を見たいときには、「×番の詳細」と話せば、該当する商品の詳細と写真を表示する。商品を購入したい時は「×番をカートに追加」と話すとカートに商品が追加される。こういった形で商品検索~注文決定~購入までのステップを、すべて音声で対応できるのが特徴だ。
このサービスには株式会社アドバンスト・メディアの開発した音声認識エンジン「AmiVoice」を採用している。音声認識の利用には、まず「EveryD.com」から「AmiVoice」のクライアントソフトをダウンロード、およびインストールする必要がある。インストール後に簡単なエンロール(ボリューム調整が主体)を行なうと、音声認識での買い物が可能になる。現在のところWindows版のみで、PCに接続されたマイクとスピーカー(ヘッドセット型が望ましい)のほかに、Internet Explorer5.0以上のインストールが必要となる。
エブリディ・ドット・コムでは、「音声認識によって、キーボード操作に比べてパソコン操作が100分の1のスピードで可能となり、オンラインショッピングの利便性がより高まる」として、先に発表したマイクロバーコードリーダーと併せて、同社のテーマである「クリックのいらないインターネット」利用を推進する方向だ。
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(2001/3/14)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]