【新製品】

P2P環境でコンテンツに課金できるソフトを米Trymediaが発表

■URL
http://www.trymedia.com/press/archive/031301.htm

 米Trymediaは13日、NapsterのようなP2Pのファイル交換環境においてコンテンツに課金できるソフトウェア技術「ActiveMARK 2.0」を発表した。今回発表されたのはバージョンアップ版で、現在ベータテスト中だ。

 この技術では、コンテンツに情報を埋め込むことでP2P環境でのやりとりでも課金を可能にする。ほとんどのフォーマットやプレイヤーもサポートしており、ブラウザーからコンテンツに課金情報などを埋め込むことが可能。特別なビューアーやプラグインは必要がないというメリットがあるという。また、課金モデルとしては、聴く度に課金される方法、買う前に視聴する方法、購読、アフィリエートなど、さまざまな方法が用意されている。この技術はP2P環境だけでなく、コンテンツをメールで配布するような場合にも利用できるという。なお、ユーザーは、小型のクライアントソフト「ActiveMARK Client」をインストールすることで、ActiveMARKによる情報が埋め込まれたファイルを再生する際に自動的にブラウザーで関連Webページを表示するようになる。

 同社では現在この技術を無料で一定期間試用できるキャンペーンを実施しているほか、同社のホームページではデモストレーションも行なわれている。

(2001/3/14)

[Reported by taiga@scientist.com / okiyama@impress.co.jp]


INTERNET Watchホームページ

INTERNET Watchグループinternet-watch-info@impress.co.jp