【調査結果】

マーケティング担当管理職の92%がインターネットの知識を重視

■URL
http://www.websurveyor.com/

 米WebSurveyorは12日、米Interactive Mediaや米HeadHunter.net、米MarketingSherpa.comと共同で実施した、マーケティング専門家を対象とした調査報告を発表した。同調査によるとマーケティング担当管理職の92%が、出世するために重要な能力として「インターネットを使った効果的なマーケティング方法に関する知識」を挙げている。

 興味深いことに、インターネットのマーケティング力が重要だという認識は、回答者の役職が下がるほど減少する。一般職員では、このような能力が重要だと考えているのはわずか34.8%にすぎない。しかし、管理職と一般職員を合わせると、インターネットのマーケティング力が重要でないと答えたのは4人に1人だった。

 インターネットのマーケティング力について、最も重要性が低い分野は、販売サポート(22.4%)と広報宣伝部門(20.9%)。逆に、最も重要性が高い分野は、メディアバイヤーと企画(51.3%)となっている。

 なお、インターネットマーケティング専門家の平均年収は6万6,030ドルで、平均賞与は4,000~1万5,000ドル。マーケティング専門家全体の平均とぴったり一致する。しかし、貰いすぎと考えているのは6.7%で、他のマーケティング専門家に比べて多い。また、現時点で積極的に求職活動をしているインターネットマーケティング専門家は、他のマーケティング専門家に比べて少ない。

(2001/3/14)

[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]


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