|
■URL
http://java.sun.com/products/javawebstart/
http://www.sun.com/smi/Press/sunflash/2001-03/sunflash.20010314.1.html
米Sun Microsystemsは14日、ロサンゼルスで開催中の「Spring Internet World」において、Web上のJavaアプリケーションをワンクリックで利用できるようにするソフトウェア「Java Web Start」を出荷開始したと発表した。現在、Windoows 95/98/NT/2000に対応するバージョンが公開されている。
Java Web Startは、ブラウザーに組み込まれているJavaのバージョンを気にすることなく、スタンドアロンでJavaアプリケーションを起動できるようにするソフトウェア。Webページのリンクをクリックしてアクセスするのと同様に、ブラウザー上でリンクをクリックするだけでJavaアプリケーションをダウンロードして実行することができる。
これにより、Internet ExplorerやNetscape Navigatorなど、あらゆるブラウザーのユーザーが、さまざまなOSやハードウェアに対応するJavaの利点を享受できるようになる。Java Web StartはJavaアプリケーションの実行に必要なJavaプラットフォームのバージョンを判断してそれを自動的に利用可能とするため、ユーザーはブラウザーやJava実行環境がサポートしているバージョンを気にすることなく、Java技術を利用できるようになるとしている。
この機能に加えて、Java Web Startはデスクトップ上のアイコンやWindowsのスタートメニューから起動可能なこと、どのプラットフォームでも同じユーザーインターフェイスを備えていること、自動的にキャッシングや更新を行なうことで起動時間の短縮を図っていること、などの特徴を備えている。
(2001/3/15)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]