【調査結果】

消費者はインターネットで個人情報を気軽に提供~米調査

■URL
http://www.marketfacts.com/news/010313a.shtml

 米Market Facts Interactive(MFi)は13日、米国のオンライン消費者は「電話に比べて、インターネットではクレジットカード情報などの個人情報を気軽に提供する」との調査報告を発表した。同調査は2月5日から18日にかけて、同社オンラインパネルの会員を対象に実施、1,823人から回答を得たもの。

 同調査によると、オンライン消費者の56.9%が、インターネットでクレジットカード情報を「気軽に」または「やや気軽に」提供すると答えている。これに対し、電話で提供すると答えたのは43.5%だった。また、健康状態や家族の経歴、収入などの個人情報をインターネットで「気軽に」または「やや気軽に」提供すると答えたのは40.1%で、電話では32.7%となっている。

 インターネットを利用する上で「非常に心配」または「やや心配」していることとしては、スパム(74.9%)、オンラインで提供した情報の不正利用(74.5%)、インターネットの利用状況を監視されること(71.1%)などが挙げられた。

 また、子供を持つ回答者の78.3%が有害サイトへのアクセスを「非常に心配」または「やや心配」と答えている。Webサイトにプライバシー方針が掲載してあれば、個人情報が不正利用されないと信用できると回答したのは60.0%。さらに、「インターネットの利点や可能性は、その欠点や起こりうる問題を上回る」という主張に「強く」または「いくぶん」同意すると回答した消費者は80.8%に昇った。

(2001/3/15)

[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]


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