【新サービス】

スカラ、マイクロスコープを用いたネット肌診断カウンセリングを開始

■URL
http://www.scalarbeauty.com/

 美容・医療用のビデオマイクロスコープの開発および製造を行なっているスカラ株式会社は、パソコンとUSBで直結できるマイクロスコープ「The Scope」とアプリケーションソフトの販売を開始した。セットで2万4,800円。また、機器購入者が自宅で肌診断やカウンセリングが受けられる「scalarbeauty」も4月より開始する。

 「The Scope」では、従来のマイクロスコープがビデオモニターに接続して拡大映像を観測しているのに対し、映した画像をデータとして保存・ファイル化することが可能となっている。また、インターネットと接続し、画像データを送信することで遠隔カウンセリングなども受けられる。そしてこの技術をいかしたのが、北里研究所病院美容医学センターの支援を受けて行なわれる肌診断カウンセリング「scalarbeauty」だ。自宅に居ながらにして、洗顔直後やバスタイム後の“すっぴん”の肌映像を送れるため、従来ではできなかった的確な肌診断が可能となるという。また、肌映像を継続して保存できるので、美白やリンクルケアなどの化粧品効果も自分の目で確認できる利点もある。カウンセリングは、肌の状態や体調を記入する問診表のほか、「額」「あご」「右頬」「左頬」「気になる部位」の5つの画像を電子メールに添付して行なう。月1回のカウンセリングは無料、2回目以降は500円/回。4月1日より開始する。

 スカラの山本正男社長は、本事業について「化粧品購入時しか受けられなかった肌カウンセリングをネットを通じて肌拡大映像を送信することで、自宅にいながらいつでも継続的に受けられる美容ネットワークインフラを確立していきたい」と抱負を語った。

 スカラでは今後、オプションの低倍率レンズを使用したメイキャップおよびヘアスタイルのカウンセリングやシミュレーションなども行なっていく予定だ。2001~2003年に1万人、2004~2006年には10万人、2007年~2010年には100万人の「The Scope」保有者を目指す。

(2001/3/16)

[Reported by moriyama@impress.co.jp]


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