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■URL
http://www.ntt.com/NEWS_RELEASE/2001NEWS/0003/0316.html
NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は16日、CD-ROMソフトをオンラインで配信するサービス「SORETTE(仮称)」を4月中旬より実験提供すると発表した。教育や語学などの既存CD-ROMソフトを、ブロードバンド接続サービスを通じて、家庭で手軽に利用できるようにする。
NTT Comも資本参加している米Media Station社の配信技術を利用する。同技術では、市販のCD-ROMソフトにコピープロテクションや圧縮などの処理を施し、オンライン配信向けに加工。これをブロードバンド接続サービス事業者のコンテンツサーバーに蓄積する。ユーザーは、パソコンに専用ソフトをインストールすることで、コンテンツサーバーにアクセスして、オンラインで“CD-ROM”を起動できるようになる。
実験には、学習研究社、インタープログ、NECインターチャネルなどのCD-ROMソフト制作・販売会社が参加し、約60タイトルのCD-ROMソフトを用意。つくば市でCATVインターネットサービスを展開している研究学園都市コミュニティケーブルサービスの協力を得て、約200世帯のモニターユーザーに実験提供される。
NTT Comでは、6月まで実験サービスを行なった後、SORETTEを商用化する考え。CD-ROMの制作・販売会社にとっても、新たな販売チャネルが提供できるとしている。
(2001/3/16)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]