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■URL
http://www.speednet.co.jp/
スピードネットは21日、第一種電気通信事業の許可を取得したと発表した。これを受け、無線によるインターネット常時接続サービスを5月に開始するほか、今夏には有線によるさらに高速なサービスも投入する。
無線によるアクセスサービスでは、東京電力の光ファイバーをバックボーンとして活用。電柱に設置した無線基地局とユーザー宅を2.4GHz帯の無線LANで接続する。最大速度は1.5Mbps。昨年夏から広域エリア実験を実施していた埼玉県浦和市/大宮市/与野市からスタートし、東京都/神奈川県/千葉県のそれぞれ一部エリアに拡大していく。
一方、有線によるアクセスサービスでは、ヘビーユーザーなどの利用を想定し、最大速度を10Mbpsに設定。将来はアクセス回線部分まで光ファイバー化する考えだが、当初はメタル回線で提供する。ただし、DSLではなく、電柱とユーザー宅間をLANケーブルで結ぶ方式だという。浦和市/大宮市/与野市および東京都の一部エリアから提供を開始する。
料金については、いずれも検討中だとしているが、「競合他社と遜色ない程度」(スピードネット)で提供する考えだ。
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(2001/3/21)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]