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【趣味】

トミー、ミニカーを“いじる”ことができるウェブサイト

■URL
http://fc.tomy.co.jp/tomipla/

「マツダサバンナRX-7」のドアを開閉しているところ。画像上のドアの部分をドラッグする方法のほかに、画面右側に用意されたスライダーでも同様の操作が行なえる

 トミーは22日、同社の乗り物系玩具「トミカ」と「プラレール」のファンクラブ「トミプラクラブ」のウェブサイトをオープンし、実際にミニカーを触っているように楽しめるコンテンツを公開した。

 NTTサイバーソリューション研究所が開発したインタラクティブ技術「サイバーコースター」を活用し、ウェブサイトに掲載されたミニカーの画像をマウスで操作することで、あたかも直接触っているような感覚で動かせるようにした。例えば、乗用車ならドアの開閉、ショベルカーならショベルの上下、ハシゴ車ならハシゴの伸縮が行なえる。また、すべての車両に用意されているのが、“回転”と“走る”という操作だ。“回転”のほうは、QuickTime VRを使った製品紹介サイトなどでもよく見かけるようなギミックで目新しさはない。しかし、“走る”はなかなか楽しい。画像上をマウスドラッグしてミニカーを前後に往復させるだけの非常にたわいもないものなのだが、子供のころに床の上などで遊んだあの感覚が甦ってくる。

 サイバーコースターを利用したコンテンツの提供期間は9月30日まで。現在、「日産フェアレディ240ZG」「三菱キャンター清掃車」「日野ハシゴ消防車」など10種類の車両が用意されているほか、3月29日には「ハイパートミカパーキング21」や、貨車を付け替えて遊べるというプラレールの「操車場セット」なども公開される。なお、サイバーコースターではJavaを利用しているため、WindowsではInternet Explorer 4.0以上またはNetscape 4.5以上、MacintoshではInternet Explorer5.0およびMRJ2.2.4以上が必要となる。

 トミプラクラブは、従来の「トミカファンクラブ」と「プラレールファンクラブ」が統合されてリニューアルしたもの。同クラブは有料のサービスで、会費はトミカコース、プラレールコースがそれぞれ年額1,200円、同時入会のトミプラコースが年額2,200円となっている。トミプラクラブのウェブサイトは5月31日まで一般にも公開中。サイバーコースターによるコンテンツが会員でなくても楽しめる。

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(2001/3/23)

[Reported by nagasawa@impress.co.jp]


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