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【業界動向】

東急ケーブルのCATVインターネット、1Mbpsクラスへ高速化
次世代型サービスの提供でソニーと提携

■URL
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/200103/01-0327/
http://www.catv.ne.jp/

 ソニー、東京急行電鉄、東急ケーブルテレビジョンの3社は27日、次世代型CATVインターネットサービスで提携することで合意したと発表した。東急ケーブルのCATVインターネットサービスにおいて、ネットワークの高速化やブロードバンドコンテンツの配信を行なう。

 次世代型サービスでは、接続速度が1Mbpsクラスに高速化されるほか、現在試験されているAIIのブロードバンドコンテンツが本格サービスとして提供される。まずはマルチキャスト配信環境の整備や顧客管理システムの開発に取り組み、今秋のサービス開始を目指す。さらに将来的には、パソコン以外の端末に対応した接続慣用も整備していく。セットトップボックスや家庭用ゲーム機へのサービスが考えられるが、具体的にどのような端末に対応するかは未定だ。

 東急ケーブルでは現在、同社CATV網のHFC(Hybrid Fiber Coax)化を進めており、2003年にも完了する予定だ。より通信サービスに適した回線環境が整うわけだが、現時点ではまだ同軸ケーブルのみのエリアも残されている。次世代型サービスは、HFC化されたエリアから順次提供されることになる。

(2001/3/27)

[Reported by nagasawa@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp