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■URL
http://www.arib.or.jp/ (電波産業会)
今秋にもサービスの開始が予定されている広帯域CSデジタル放送に対応する標準規格がまとまった。社団法人電波産業会が27日、データ放送の符号化方式やチューナーの標準規格の改訂を行ない、広帯域CSデジタル放送サービスに必要な標準規格がすべて出揃った。同社はこれまで、広帯域CSデジタル放送へ対応するため、既存のBSデジタル放送用標準規格の改訂を進めていた。
標準規格に基づき今後発売されるデジタルチューナーでは、BSデジタル放送と広帯域CSデジタル放送がともに受信できるようになる。また、蓄積専用データ放送サービスに必要な機能が拡張されることで、ハードディスクを内蔵したチューナーでは、パソコンソフトやゲームソフトの配信サービスが受けられるようになる。さらに、TCP/IPによる双方向通信機能も強化されるため、インターネットへの接続も可能になる。
(2001/3/28)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]