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米Market Data Retrieval(MDR)は26日、米国大学における技術導入状況などに関する調査報告を発表した。2000年度の技術関連支出は、1999年度の27億ドルに比べ2割以上増加して、過去最高の33億ドルに達する見込み。
今回の調査では、2年制と4年制の大学において、図書館のインターネット普及率が100%に達した。前年度の普及率は93%。また、教室のインターネット普及率は前年度の49%から64%に増加している。
調査によると、インターネットにより学校への登校を最小限にする、または全く登校しないという選択ができるようになっているという。10校のうち7校は遠隔学習プログラムを提供しており、それらのうち41%は学位の取得も認めている。
技術関連支出は、学術研究関連(18億ドル)と管理用(14億ドル)にほぼ2分される。管理部門のインターネット普及率は前年の40%から53%に増加。これらは、学生が授業料を払ったり、駐車許可証を取得したり、成績の確認などに利用されている。また、学生がインターネットを介して授業を登録できる大学は32%だった。
(2001/3/28)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]