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■URL
http://www.microsoft.com/presspass/press/2001/Mar01/03-28MotionPicturePR.asp
http://www.microsoft.com/windowsmedia/audiovideo8/
米Microsoftは28日、インターネット配信向けのストリーミングメディア「Windows
Media 8」の最終版を発表した。音声用の「Windows Media Audio 8」と動画用の「Windows Media Video 8」からなる。新しい圧縮技術の採用により、前バージョンに比べて品質を30%向上したという。
Video 8では、250Kbpsで接続した場合、VHSに近い画質のストリーミング動画を解像度320x240で24フレーム/秒、500Kbpsで接続した場合には、DVDに近い画質を持つ解像度640x480で24フレーム/秒の動画を配信できるようにしたという。可変ビットレート方式および2パス方式の符号化を採用し、画質の向上を図った。
また、Audio 8では、CDに近い音質の楽曲をMP3フォーマットに比べて約1/3の容量に圧縮できるようにした。これにより、携帯型プレーヤーやPCに格納できる楽曲数が3倍に、ダウンロード時間が60%高速になる。また、ストリームの場合、48Kbpsの通信速度でCDに近い音質で再生できるという。現在、同社のサイトでは、Media 8による音声および動画のデモを配信している。
Microsoftは併せて、動画配信会社の米ALWAYSiや米CinemaNow、米IMAX、米Intertainer、米Kanakarisおよび米SightSound TechnologiesがVideo 8に対応した数千時間分の映画コンテンツを配信することを明らかにした。
(2001/3/29)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net / yuy@ATTglobal.net]