【業界動向】

セブン-イレブンジャパン、Ariba社製品で間接材購買システム

■URL
http://www.nri.co.jp/news/2001/010330.html (リリース)
http://www.ariba.co.jp/021.htm (Ariba Buyer)

 株式会社セブン-イレブン・ジャパンソフトバンク・コマース株式会社株式会社野村総合研究所の3社は、日本アリバ株式会社の「Ariba Buyer」(アリババイヤー)をセブン-イレブン・ジャパンへ導入し、間接材購買システムを構築するとを発表した。

 「Ariba Buyer」は企業の間接材購買のための電子調達ソリューション。電子カタログによる商品選択から社内承認、販売業者への発注、決済という購買プロセスを全てシステム化することで、コストダウンや一元管理を可能とする。セブン-イレブン・ジャパンでは、「Ariba Buyer」をイトーヨーカドーグループで共有し、企業グループとして共同購買システムを構築することで、購買品・サービスの仕様標準化やコストダウンの促進を狙う。また多数の販売業者の参加を図ることで、間接材BtoBマーケットプレイスへの規模拡大も視野に入れていく。

 なおソフトバンク・コマースはアリバ社製品の販売会社であり、今回のセブン-イレブン・ジャパンへの導入を皮切りに、野村総研との連携を強化して、国内企業における調達業務の効率化およびBtoB化の拡大を図る。また野村総研はイトーヨーカドーグループのシステム開発と運用を手がけている一方で、BtoBの「BizMart」(ビズマート)を展開しており、今後は「Ariba Buyer」と「BizMart」を連携したBtoBサービスも行なっていく。

 3社はすでに設立している共同プロジェクトチームを中心として、「Ariba Buyer」の7月稼動を目指す。

(2001/3/30)

[Reported by aoki-m@impress.co.jp]


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