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財団法人電気通信振興会は30日、平成12年度デジタル加入者線(DSL)導入事業補助金の交付先事業者を決定した。事業者数は42事業者、導入されるDSL回線数は34万4,000回線、補助金総額は17億6,002万4,000円にのぼる。
この補助金は、高速インターネット接続を可能とするDSL接続サービスを設置する事業者に対して、その所要経費の一部を補助することで全国的な高速インターネットアクセス網の早急な整備促進を図るため、総務省(旧郵政省)の平成12年度補正予算を受けて実施するものだ。
補助金交付対象として決定した事業者は、「東京めたりっく通信株式会社」「株式会社アッカ・ネットワークス」「イー・アクセス株式会社」「日本テレコム株式会社」「株式会社コアラ」など42事業者。なお、補助金交付の対象となる経費は、DSLモデムなど送受信装置の設置やLANケーブルなどの構内伝送路の整備などDSL接続サービスの整備に必要な経費で補助率は20%以内となっている。
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(2001/3/30)
[Reported by moriyama@impress.co.jp]