【新製品】

マジックアワー、3次元仮想空間構築ソフト「PowerSketch Ver.2.0」発売

■URL
http://www.magic-hour.co.jp/product/ver2.0/index_2.0.html

 株式会社マジックアワーは、Web上に3次元仮想空間を構築できるオーサリングソフト「PowerSketch Ver.2.0」を発売した。価格はコーポレイトライセンス版が12万8,000円、パーソナルライセンス版が5万8,000円、学生版が2万円。対応OSは、Windows98/Me/NT4.0/2000。

 「PowerSketch Ver.2.0」の特徴は、IWebで3次元空間を閲覧できる「Web3D」形式での出力機能を搭載している点だ。作成したモデルがWeb上でどのように見えるかプレビューできるうえ、HTML形式で出力しアップロードできる機能など、初心者でも3次元空間の構築ができるように工夫が施されている。閲覧には、無償プラグインソフト「PowerSketch/Viewer」を用いる。ファイルサイズも小さくなり、ファイルをメールに添付してPowerSketchユーザー間でデータを交換できるほか、Web3D公開ライセンスを登録するとWeb上での公開も可能となる。「Web3Dライセンス料」は、初期登録費用1万5,000円、コーポレイトライセンス年間費用が9万5,000円。なお、個人で非商用などの場合、年間費用は無料となっている。従来Web3Dは、「モデリングソフトウェア」と「オーサリングソフトウェア」を利用して3次元データを作成していたが、PowerSketch Ver.2.0では、1本のソフトで作成から出力まで行なうことができるという。

 このほか、スキャナーなどで読み込んだJPEGおよびBMP形式の間取り図を下絵として表示できる「間取図読込機能」やライティングデータの色補正ができる「計算画面の色補正機能」を備えている。また、標準添付の3次元部品が計4,000点以上となっている。

 マジックアワーでは、3年間で2万ライセンスの販売を目標としている。

(2001/4/2)

[Reported by moriyama@impress.co.jp]


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