【新サービス】

小学館、キーワード1つで各種データベースを検索できるサービスを開始

■URL
http://www.japanknowledge.com/

 株式会社小学館は16日、キーワードを入力すると百科事典や書誌情報、ニュースデータなどを横断的に検索する情報検索サービス「ジャパンナレッジ.コム」を開始した。開始2ヶ月間は無料だが、6月4日より有料(入会金2,000円・月会費1,500円)になる。

 「ジャパンナレッジ.コム」の特徴は、1つのキーワードに対してさまざまな情報ソースを「ワンルック検索(横断的に検索)」できることだ。対象となる情報ソースは、13万項目を収めた「日本大百科全書」や現代用語8,000項目を収録した「データパル1991~2001」のほか、「マルティメディア・インターネット辞典」、国語・英和・和英辞典など小学館の各種リファレンス。また、リンク集である「ニッポニカURLセレクト」やオンライン書店「bk1」の書籍データ、NNAが提供する「NNA アジア経済情報」からも情報を検索する。

 ワンルック検索のほかにも、元「現代用語の基礎知識」編集長の亀井肇氏による「新語探検2001」や、インターネット上で使われる新しい言葉や“英語らしい言い回し”などを集めた「Internet New Words」といったコンテンツが毎日更新される。

 小学館では、一般ユーザーのほかに大学や図書館といった教育・研究現場への導入も視野にいれているという。また、サイトの運営は、小学館と富士通株式会社および株式会社シーエーシーが共同で設立した株式会社ネットアドバンスが担当する。

 なお、ジャパンナレッジ.コムは、会員登録を5月中旬より受け付ける予定で、早期登録ユーザーは、特典として入会金と6月30日までの月会費が無料になる。

(2001/4/16)

[Reported by okada-d@impress.co.jp]


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