【新サービス】

So-net、廃盤になった音楽ソフトを復活させる「廃盤復刻計画」を開始

■URL
http://www.so-net.ne.jp/haiban/

 ソニーコミュニケーションネットワーク株式会社(So-net)は、廃盤になったCDやレコードなどの音楽ソフトの復刻依頼・限定販売を行なうサービス「廃盤復刻計画」を開始した。対象となる音楽ソフトは、邦楽・洋楽問わず、全てのジャンルとなる。

 廃盤復刻計画では、まず、ユーザーが復刻を希望する音楽ソフトをリクエストする。そのリクエストをもとにSo-netが、原盤をもつレコード会社に対して、復刻生産に要する最低必要枚数を調査する。気になる枚数だが、CDの場合は300~500枚、レコードの場合は800~1,000枚が目安だという。この調査は、およそ2~4週間で終わり、復刻可能であれば期間限定で予約を受け付ける。その後、期間内に予約が最低必要枚数を超えれば、晴れて復刻生産となり3~40日後には予約者の手元に届けられる。なお、廃盤になったCDはCDとして、レコードはレコードとして復刻される。

 また、6月より初CD化・初アナログ化を実現する「新盤お願い計画」も開始予定だ。これは、廃盤になったものだけでなく、現在流通している音楽ソフトも対象に、CDでしか存在していないものをレコードに、もしくはレコードでしか存在していないものをCDとして新たに生産するもの。新盤お願い計画では、予約者に先行販売された後で、店頭販売される可能性もある。

 So-netによると、洋楽ソフトの廃盤復刻について、国内レコード会社の持つ契約が切れているものや、そもそも日本で未発売のものでも、原盤を持つ海外レコード会社に直接交渉するとしている。なお、復刻の可能性が低いものとして、ノベリティなどが付属する初回限定版や、インディーズ時代のレアアイテム、自主回収品などが挙げられている。

(2001/4/20)

[Reported by okada-d@impress.co.jp]


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