【新サービス】

アトムショックウェーブ、250万人へのHTMLメール配信を開始へ

■URL
http://jp.shockwave.com/

 アトムショックウェーブ株式会社は、5月17日よりHTMLメールマガジン「shockwave.com Super Press」を創刊すると発表した。内容はShockwave関連のコンテンツ情報を提供する週刊のメールマガジンとなる。同社は2000年9月にショックウェーブ・ドットコム株式会社として設立し、米shockwave.comと米AtomFilmsが合併したことに伴い、この4月から社名をアトムショックウェーブに変更して事業を行なっていた。

 ショックウェーブ・ドットコムでは設立時よりテキスト形式のメールマガジンを配信してきたが、ブロードバンド化が進む昨今のインターネットインフラ状況や、HTMLメールのテスト配信でユーザーからの評価が高かったことから、HTMLメールマガジンの配信に踏み切ったという。対象となるユーザーは現在250万人で、「Shockwave Player」、「Flash Player」、および「Shockmachine」をダウンロードして、メールマガジン配信を希望したユーザーの合計数にあたる。またHTMLメール内に広告枠を提供し、テキストメールではできなかったインタラクティブ性のある広告を配信することで、より高い広告効果が可能としている。同社の調査によれば、HTMLメールの広告クリック率は、テキストメールの約2.7倍という結果になったという。

 250万人へのHTMLメール配信は異例の規模で、「HTMLメール=悪」という風潮もまだ強い現在、冒険的な試みともいえる。しかし、現在もっとも多く使われているメールソフトが「Outlook Express」であること、またここ1~2年でインターネットを使い出したユーザーは、ベテランユーザーほどHTMLメールに嫌悪感を持っていないことなどを考えると、面白い反響が予想されるサービスと言えるだろう。

(2001/4/23)

[Reported by aoki-m@impress.co.jp]


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