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http://www.adobe.com/aboutadobe/pressroom/pressreleases/200104/20010425ebook21.html
米Adobe Systemsは25日、電子書籍閲覧ソフトの新版「Adobe Acrobat eBook Reader 2.1」をリリースした。Windows版のほか、Macintosh版のベータ版が用意されている。Windows版は同社サイトに加え、電子書籍を販売する米Amazon.comや米Barnes & Noble.comで無料公開されている。
新版では、液晶画面上で閲覧する際に最適な解像度を自動選択するフォント表示技術「CoolType」を備えている。また、インタラクティブ辞書機能により、単語をクリックするとその意味を表示する。さらに、出版社の許可を得て、eBook Readerのユーザー間で電子書籍の貸し借りや譲渡ができる機能が加わった。
電子書籍については、米Microsoftが閲覧ソフト「Microsoft Reader」を投入し、普及促進を図っている。しかし、Microsoft ReaderはWindows版とPocket PC版があるだけで、Macintoshには対応していない。Adobeでは「Acrobat eBook ReaderはMacとWindowsのユーザーに、同じインターフェイスで双方向のリッチ体験を提供する市場で唯一のツールだ」と優位性をアピールしている。
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(2001/4/26)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]