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■URL
http://www.intertrust.com/main/pressroom/pressreleases/2001/010426-msft.html
デジタル著作権管理(DRM)技術の米InterTrust Technologiesは26日、米Microsoftの「Windows Media Player」が同社の特許を侵害したとして、米北カリフォルニア連邦地裁に提訴したと発表した。InterTrustはMicrosoftに対し、損害賠償を求めている。
InterTrustは、2001年2月6日に取得した米国特許「No. 6,185,683」(通称683特許)をMicrosoftが侵害したと訴えている。同特許は、DRM技術やセキュリティコンピューティングに関する特許で、暗号化したコンテンツを受け取るためのシステムやコンテンツ利用の管理技術、コンテンツを他者へ受け渡す場合の管理技術などを特許化している。
InterTrustは、MicrosoftのWindows Media Playerに組み込まれたDRM機能が、この683特許を侵害したと訴えている。InterTrustの創業者で会長兼CEOを務めるVictor Shear氏は「11年前に創業して以来、当社は有効的なDRM技術や信頼性の高い電子ファイル交換技術の研究や発明を行なってきた。当社の特許は非常に重要な資産だと確信している」とコメントしている。
(2001/4/27)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]