【特集】

マイライン開始!今からでも間に合う徹底比較

 本日、5月1日より、いよいよ「マイライン」が始まった。連日、各電話会社が有名タレントを起用してテレビCMを流していたが、あれだけではよくわからないのが実情だ。今回の特集では、「そもそもマイラインって何?」という基礎の基礎からおさらいし、各社のサービスを徹底比較してみよう。

●マイラインって何?


 マイライン事業者協議会によれば、3月31日時点でおよそ3,000万件の申込みがあり、そのうちおよそ2,200万件が、サービス開始と同時にマイラインを使えるようになったという。しかし、インフォプラントの4月初旬時点での調査によれば、回答者の多くは「名前は知っているものの、内容はわからない」という結果がでており、まだマイライン自体を把握しきれていない人もおおいのではないだろうか。まずは、マイラインについて概観してみよう。

■「マイライン」とは
 マイラインとは、ユーザーが利用したい電話会社を、事前に選んで登録するサービスだ。その結果、これまでNTT以外の電話会社を利用する場合に、相手の電話番号の前にダイヤルしていた識別番号(0077や0088など)をまわさずにすむようになる。従来、ACRもしくはLCRと呼ばれる機能を持った電話機の利用者だけが、識別番号を気にせずに、より安い電話会社を利用できたが、これからは特別な電話機を使わなくても「楽をする」ことができる。また、識別番号が必要だった電話会社は、識別番号を知ってもらわなければ使ってもらえないという不利を解消できる。

[従来の市内・市外・県外通話]

  00XX(識別番号) - 0XX(市外局番) - XXX(市内局番) - XXXX(加入者番号)

[マイライン導入後]

  0XX(市外局番) - XXX(市内局番) - XXXX(加入者番号)

 マイラインの登録は、「市内通話」「県内市外通話」「県外通話」「国際通話」の4つの通話区分に分かれている。4区分を1つの電話会社だけに登録する必要はなく、それぞれ別の会社を登録できる。なお、2001年11月1日からは、登録・変更ともに1回あたり800円かかる(それまでは何回変更しても無料)。マイラインに登録しない場合は自動的に、「市内通話」「県内市内通話」は東西NTTに、「県外通話」はNTTコミュニケーションズに登録される。

 「国際通話」は、マイライン導入により新たに設定された「010」を最初にダイヤルするようになった。なお、マイラインに登録しない場合は、「010」の前に従来の識別番号をダイヤルする。

[従来の国際通話]

  00XX(識別番号) - XX(相手国番号) - XXXXXX(相手国内番号)

[マイライン導入後]

  010(国際電話番号) - XX(相手国番号) - XXXXXX(相手国内番号)

[マイライン登録をしない場合]

  00XX(識別番号) - 010(国際電話番号) - XX(相手国番号) - XXXXXX(相手国内番号)

■「マイライン」と「マイラインプラス」
 一口にマイラインといっても、実は2つのサービスがあることをご存知だろうか。今回開始されたのは、電話会社選択サービス「マイライン」と電話会社固定サービス「マイラインプラス」の2つだ。名前は似ているが、実は全く異なるサービスである。

 「マイライン」の場合、あくまでも第1希望の会社を「選択」するだけで、登録しなかった電話会社の識別番号をダイヤルして、任意の電話会社を利用することができる。ACRもしくはLCR機能がついている電話機の場合、機械の判断によって利用者が登録しなかった電話会社を使う可能性がある。

 一方、「マイラインプラス」の場合は、登録した電話会社しか使えなくなる。これは、ACRもしくはLCR機能がついている電話機でも同様だ。ユーザーの利用電話会社を「固定」するという強制のため、電話会社によってはサービス利用料を無料にしたり、割引率を高くしているところもある。なお、災害など不測の事態により、登録電話会社が使えなくなるケースを想定して、解除番号「122」を設定している。

●マイラインFAQ


 マイラインを使うことによってフレッツやテレホーダイの設定は変化するのか、110番や119番に電話をかけるにはどうしたらいいのか、などの疑問に回答してよう。

■フレッツやテレホーダイの設定について
 INTERNET Watch読者にとって、フレッツISDNやテレホーダイの設定は気になるところだろう。これらのサービスを利用するには、「市内通話」区分をNTT東西に設定しなければならないということはない。ただし、NTT東西以外の電話会社を登録する場合は、接続先電話番号を少し変更する必要がある。具体的には、「マイライン」の場合、接続先電話番号の前に、NTT東日本(0036)・NTT西日本(0039)を入れる。また、「マイラインプラス」の場合、0036・0039のさらに前に122を入れる。結局、フレッツISDNやテレホーダイは、NTT東西に接続しなければ使えないのだ。

[従来の設定]

  XX(市外局番) - XXXXXXX(接続先番号)

[マイライン]

  0036/0039 - XX(市外局番) - XXXXXXX(接続先番号)

[マイラインプラス]

  122 - 0036/0039 - XX(市外局番) - XXXXXXX(接続先番号)

■110番や119番は使えるのか
 110番・119番・117番(時報)・177番(天気予報)および0120(フリーダイヤル)、0990(ダイヤルQ2)はマイラインの適用外なので、どこの電話会社を登録しても問題ない。なお、「市外局番+177」を使う場合、マイラインで登録した会社経由で、地域指定天気予報が聞ける。また、携帯電話・PHSへの通話も対象外だ。

■料金の請求はどうなるのか
 マイラインは、通話部分の接続電話会社を選択もしくは固定するだけのサービスなので、従来どおり基本料金はNTT東西から、通話料金は利用した電話会社から請求される。

■引っ越した場合
 近所への引越しの場合は電話番号が変わらないことがあるが、電話番号が変わる引越しをした場合はどうなるのか。この場合、NTT東西およびマイライン登録会社に、住所変更をするだけで、変更料は発生しない。

 引っ越した結果、登録していた電話会社のサービス地域を外れてしまった場合(例えば東京電話を利用していたのに関西に引越しになったなど)、変更料金なしで新たな電話会社を登録できる。ただし、変更料金が発生しないのは、サービス対象外になった通話区分だけなので注意が必要だ。

●電話会社通話料金比較


 マイライン登録会社の選定にあたって重要になる第1要素は、やはり通話料金が安いかどうかだろう。ここでは、各通話区分ごとに比較・検証してみよう。

■「市内通話」~0.1円の罠
 マイライン導入により一番値下げ合戦が行なわれたのがこの区分だ。それだけ宣伝効果が高いのだろう。従来、各社3分10円というこの区分において、革命児だったのは東京電話の3分9円だった(関東地区のみ)。5月1日現在、参入各社の通話料金は、3分8.4~5円で落ち着いている。ここまで過激な競争を引き起こしたのは、日本テレコムで、各社とも出血覚悟で順次値下げに応じてきたのだ。

 下記の市内通話料金一覧表を見る限り、各社とも見事なくらいの横並びだ。数字を比較すると、8.4円の東京電話と九州電話が「お得」に見えるかもしれない。しかし、0.1円の差というのは、「1時間通話してその差2円」だ。

 この通話区分で決め手になるのは、実は8.5円で何分電話できるのかということだ。NTT東西、KDDI、日本テレコムは、月額200円を支払うことで通話時間を長くできるサービスを、それぞれ「タイムプラス」「市内ロング」「タイムロング」という名前で提供している。ただし、これも見事に3社横並びなので好みの問題か。

◎市内通話料金一覧表
/www/article/2001/0501/shinai.htm

■「県内市外通話」~一番の激戦区
 「県内市外通話」とはなじみの薄い通話区分だが、純粋な長距離系電話会社のほかにNTT東西が参入しているので一番の激戦区だ。この区分でも、ベースとなる料金では、東京電話が12円(区域隣接/~20kmの場合)と群を抜いて低価格だ。しかし、「市内通話」同様に「エリアプラス」「市内ワイド」「エリアワイド」といった「市内通話」の範囲を拡大するサービスを利用したほうが、これより安くなる場合がある。これらの月額利用料金は、NTT東西の「エリアプラス」が200円、KDDIおよび日本テレコムが100円となっているので、軍配は後者に上がる。

 長距離系のケーブル・アンド・ワイヤレスIDCは、課金単位が30秒なので比較的1回の通話時間が短い人にとって「お得」となるが、月額通話料金が3,000円に満たない場合に最低料金として3,000円を請求される。また、フュージョンコミュニケーションズの一律3分20円という固定料金は、「県内市外」では割高感が否めない。

 なお、同一県内で通話距離が60kmを超える地域というのは、島嶼部など稀なケースなので、自分が普段どこにかけるかを中心に考えよう。

◎県内市外通話料金一覧表
/www/article/2001/0501/shigai.htm

■「県外通話」~フュージョンの活躍はシステムの安定度次第
 「県外通話」の場合、フュージョンコミュニケーションズの1人勝ちのように見える。特に距離が遠くなれば遠くなるほどフュージョンが有利だ。数字だけでは距離の概念が把握しにくいが、参考までに東京-大阪間は170km超である。フュージョンの場合、インターネットを利用した独自の新技術によりNTTの回線を使わずに済むので安価にサービスを提供できるのだが、サービス開始当初に障害が発生したようにシステムの安定度という点で思い切れない。また、支払い方法がクレジットカードもしくは口座振替のみという点や、課金単位が3分なので短時間の通話では割高になることも考慮しよう。

◎県外通話料金一覧表
/www/article/2001/0501/kengai.htm

■「国際通話」~ドイツテレコムの1人勝ちか
 「国際通話」は、主に英米豪のほかにIT企業の活発な国を対地先として最初の1分間の通話料金を比較した。結果は、ドイツテレコム・ジャパンの圧勝である。ドイツテレコムは、最初の30秒以降、1秒ごとに課金されるシステムで24時間均一料金だ。均一料金なので、深夜などは他の電話会社に接近されるほか、事前に申込みが必要であることを知っておくとよいだろう。

 MCIワールドコム・ジャパンの場合、課金単位が0.1秒ごとなので通話時間の長短によって損をしないが、月額最低利用料金が5,000円に設定されているので、国際電話をよく使うユーザーに向いているといえる。また、グローバルワンコミュニケーションズは、マイラインでは法人対象のサービスしか提供しない。

◎国際通話料金一覧表
/www/article/2001/0501/kokusai.htm

●電話会社割引サービス比較


 これまでは、一部を除いて割引サービスを考慮せずに通話料金を比較した。マイライン登録選択で一番悩む要因は、この割引サービスの複雑さにあるといっても過言ではない。ここでは、各社ごとの割引サービスを紹介する。

■NTT東日本・NTT西日本

★「ケンタくん」
 先に紹介した「タイムプラス」「エリアプラス」のほかに、市内通話が10%割引になる「ケンタくん」がある。このサービスは、月額利用料金が無料で、県内通話・通信の上位3電話番号が割引の対象になる(ただし3番号の料金合計が月額1,500円を超える場合のみ)。県内市外通話の場合の割引率は30%。また、「マイラインプラス」で「市内通話」「県内市内通話」両方を登録すると県内市外の割引率が35%に。なお、市内通話が割引になるサービスは、マイライン参入会社中「ケンタくん」だけである。

★「スーパーケンタくん」
 「ケンタくん」の上位版で、県内市外通話が最大35%割引になるサービス。「ケンタくん」同様、「マイラインプラス」との組み合わせで最大40%割引になるほか、月額利用料金200円が無料になる。

■NTTコミュンケーションズ

★「シャベリッチ」
 県外通話と国際通話を主戦場とするNTTコムの割引サービスで、指定した2番号への県外通話が最大55%割引になる。実は「最大」を満たすには、さまざまな条件を全て満たす必要がある。ベースとなるのは40%割引で、指定した相手も「シャベリッチ」に登録していると+5%、土・日・祝日だと+5%、そして3年以上継続して利用している(コーレージ割引)と+5%で、最大55%となる。月額利用料金の200円は、「マイラインプラス」で「県外通話」の登録先をNTTコムに設定すると無料になる。

★「OCNシャベリッチ」
 NTTコムのISP「OCN」に加入している場合、「シャベリッチ」が月額100円で利用できる。「マイラインプラス」を利用すると定額料金が無料になるのも同様。

★「ホーム・オフィス割引」
 県外通話と国際通話の合計利用金額が2,000円以上になると、それぞれ一律最大30%割引になるサービス。「シャベリッチ」同様、ベースとなるのは25%割引で、長期利用割引で+5%となる。月額利用料金は無料。OCN利用者には、最大35%割引になる「OCNホームパック」がある。

■KDDI

★「だんぜんトークIIデラックス」
 KDDIがテレビCMで、通話料半額といっているのがこのサービス。月額利用料金200円で、市外通話・国際通話のうち、1番多くかけた通話先が45%割引、2番目が35%割引、その他が25%割引になる。これに3年以上の継続利用割引「だんぜん年割」が適用されると、最大で50%割引になる。なお、「マイラインプラス」で3区分以上を登録した場合、月額利用料が無料になる。また、au、ツーカー、DDIポケットなどの携帯・PHSやISP「DION」の利用者は、「KDDI割引セット」として同様に月額利用料金が無料になる。

■日本テレコム

★「局番割引スーパー」
 日本テレコムの割引サービスは、市外局番・国際電話の相手先番号ごとに5局番までの通話料を一括して割り引くというユニークなものだ。月額利用料は200円で、割引率は1番高い局番が45%、2番目が35%、残りの3ヵ所が25%となる。これに長期利用割引「年々割引」の5%(3年以上継続)を加えて、最大50%割引となる。なお、「マイラインプラス」を3区分以上登録するか、J-PHONEユーザーもしくはODNユーザーならば月額利用料金が無料になる。

★「局番割引WIDE」
 「局番割引スーパー」の月額利用料金無料版で、上位局番5ヵ所の通話料が一律25%割引となる。「年々割引」と組み合わせることで最大30%割引になる。

★「まるごと0」
 「マイラインプラス」を3区分以上登録すると、ODNを通信料・接続料合わせて10円/分の完全従量制で使えるサービス。アナログ回線(~56kbpsまで)とISDN(同期64kbps)に対応している。

■東京電話

★「東京電話3区分割引プラス」(通称「区割りプラス」)
 「マイラインプラス」で「市内通話」「県内市外通話」「県外通話」の3区分を登録すると、市内を除く通話料金が一律5%割引になるサービス。

★「東京電話インターネットセット割引プラス」(通称「東京iセットプラス」)
 「東京電話インターネット」と「東京電話」をセットで利用しているユーザーが、「マイラインプラス」で国内3区分を登録すると「東京電話インターネット」の接続料が割引になるサービス。「使い放題プラン」が月額900円(通常1,750円)、月5時間までの「ぴったりライト5」が月額500円(通常750円)になる。

■九州電話

★「九州うれしい値プラン」
 沖縄を除く九州内の市外通話を一律30%割引にするサービス。月額100円だが、「マイラインプラス」で国内3区分を登録すると割引率が35%にアップする上、月額料金も無料になる。

■ケーブル・アンド・ワイヤレスIDC

★「ファミリープラス」
 昼間の国際通話料金が13%、夜間・深夜および土・日・祝日が25%割引になるサービス。「マイラインプラス」を登録すると、夜間・深夜および土・日・祝日の割引率が45%になる。

●マイライン選択術


 以上、駆け足でマイラインの概要と各電話会社の通話料金および割引サービスを紹介してきた。しかし、組み合わせを考えれば考えるほど、「こちらを立てれば、あちらが立たず」な状態になってしまうだろう。そこで、独断と偏見で一つの指針を示そう。

 「市内通話」区分では、同じ料金で何分間話せるかを中心にしてNTT東西かKDDIもしくは日本テレコムのいずれかを、好みによって選択すればいいだろう。「県内市外通話」では、割引サービスの基本料金が安いKDDIもしくは日本テレコムだ。

 「県外通話」では、新しいもの好きで冒険的な性格ならフュージョンを、保守的な性格ならNTTコムをお薦めする。携帯電話やプロバイダーの利用者ならば、グループ企業を利用するのも手だ。

 最後に、「国際通話」区分だが、ここは圧倒的に安いという理由で、ドイツテレコムで決まりだろう。あくまでも一つの指針として、実際の登録は自己責任で行なって欲しい。その他の指針として、参考になるマイライン比較サイトや電話料金比較サイトを紹介しよう。

■マイライン選たくん
http://www.linkclub.or.jp/~rfuji/mairapc/index.html
 マイライン比較のポータルサイト。通話相手ごとに、平均通話時間・1ヶ月の通話回数、曜日・時間帯、相手との距離など細かく設定できる「料金シミュレーション」を使うと、ずばり登録すべき電話会社を教えてくれる。

■国内電話料金
http://www.geocities.co.jp/Milano/8648/
  「結局どこが一番安いのか?」をテーマに、通話料金自動計算ソフト「TELE-Marker」を公開している。割引サービスを適用した国内3区分の「徹底比較表」は秀逸。

■比較.com
http://village.infoweb.ne.jp/~fwnk7304/myline/
  「マイラインファインダー」として国内通話料金比較と国際通話料金比較ができる。

■Just Plan.net≪通信を安く快適に≫
http://www.justplan.net/
  マイラインに限らず、携帯電話やインターネット接続、インターネット電話などを安く快適に使うための情報が凝縮されている。

■みかかの鉄人
http://mikaka.org/
  電話会社の業界勢力地図や長距離、市内電話などの分類ごとに各電話会社の特徴をまとめている。直接、マイラインの特集をしているわけではないが、電話料金距離計算ツール「Howfar」は便利だ。

●マイライン参入会社一覧


■マイライン事業者協議会
http://www.myline.org/

■NTT東日本 (0036) [市内][県内市外]
http://www.ntt-east.co.jp/

■NTT西日本 (0039) [市内][県内市外]
http://www.ntt-west.co.jp/

■NTTコミュニケーションズ (0033) [市内][県内市外][県外][国際]
http://www.ntt.com/

■KDDI (0077 国際は001) [市内][県内市外][県外][国際]
http://www.kddi.com/

■日本テレコム (0088 国際は0041) [市内][県内市外][県外][国際]
http://www.japan-telecom.co.jp/

■東京電話 (0081 国際は0082) [市内][県内市外][県外][国際]
http://www.ttnet.co.jp/

■九州電話 (0086) [市内][県内市外][県外]
http://www.qtnet.co.jp/

■ケーブル・アンド・ワイヤレスIDC (0061) [県内市外][県外][国際]
http://www.cwidc.com/

■フュージョンコミュニケーションズ (0038) [県内市外][県外][国際]
http://www.0038.net/

■MCIワールドコム (0071) [国際]
http://www.wcom.co.jp/

■グローバル・ワン (009123) [国際]
http://www.globalone.co.jp/

■ドイツ・テレコムジャパン (0080) [国際]
http://www.telekom.co.jp/

(2001/5/1)

[Reported by okada-d@impress.co.jp / Watchers]


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